2026年4月19日、富士五湖ウルトラマラソン100kmに挑戦しました。
数年前までフルマラソンすら走ったことがなかった私が、まさか100kmという距離に挑戦する日が来るとは思ってもいませんでした。
スタートはまだ真っ暗な午前4時台。
朝日に照らされた富士山と山中湖の絶景に感動した前半。
気温上昇とアップダウンに苦しめられた中盤。
そして90kmを超えてから待ち受けていた最後の壁。
100kmという距離の中には、楽しい時間もあれば苦しい時間もありました。
この記事では、大会前日からレース当日の様子、コースの特徴、エイドステーションの魅力、そして初挑戦でサブ10を達成するまでの体験をレポートします。
富士五湖ウルトラマラソンへの参加を検討している方の参考になれば幸いです。
大会前日から当日
大会当日は120kmの部から順に午前4時からウェーブスタートとなり、
100kmの部は一番早くて4時30分のスタート
基本的には富士河口湖周辺のホテルに宿泊することになります。
大会側が斡旋してくれているので、ホテル予約も大会運営を通じて可能です。
私は河口湖の東横インにしました。
前日は観光をしたかったところですが、
私は用事があり、日中は東京へ。
用事が済んだのは午後5時ごろで、新宿から富士急・河口湖へ向かう高速バスに乗車
18時過ぎ発のバスで20時過ぎに河口湖駅着。
そこから東横インのシャトルバスでホテルへ向かい、
到着したのは21時ごろ。
バタバタではありますが、
前日に東京で予定がある方でも
バスでも2時間程度で移動できてしまうので、
関東からのアクセスはやはり良いですね。
次回は前日もゆったりと観光したいと思います。
大会当日は、ホテルから大会が運営するシャトルバスに乗車し、会場へ。
シャトルバスは2時半、3時半、4時半といった形で
1時間おきに運行されているので、自分のウェーブスタートに合わせての乗車になります。
私は3時半のバスに乗車し、4時ごろに会場へ到着。
スタートまで30分で少しバタバタしましたが、無駄なく過ごせた点はよかったと思います。
(前夜、ホテルへの到着が遅くなったため、少しでも寝たかった笑)
ウルトラマラソンスタート。絶景に心奪われる快調な前半

まだ真っ暗な中、
ウェーブC100kmの部は午前4時30分にスタートしました。

スタート直後は狭い道を進み、人も多いため、少し危険です。
まだ真っ暗なので、足元にも注意です。
ヘッドライトを持っていると安心です。
ただ、30分もすると徐々に明るくなってくるので、
ヘッドライトはすぐしまいました。
最初は山中湖方面へ向かいます。

道路の歩道を走るので、少し狭く追い抜きが難しい上に信号などでのストップもあります。
リズムに乗れないもどかしさはありますが、先は長いので、ここは焦らない。
今思えば、出力を強制的に抑制できてよかったのかもしれません。
10km超走ると、1時間程度経過し、
日の出の時間です。
朝靄に包まれた山中湖
そこに差し込む陽の光

そして振り返れば大迫力の富士山が朝日に照らされ赤く染まっていました。
正直、この景色を見られただけで大会に参加した価値ありと思いました。

こんな贅沢な景色を見ながらランニングができることに幸せを感じました。
是非みなさんにも体験してほしい、素晴らしい経験です。
20kmを超え山中湖をぐるっと回ると
次は山中湖の向こうに富士山が聳え立つ姿を見ながらのランニングです。
これもまた贅沢です。

さて、山中湖に別れを告げ、スタート会場の方面に戻ります。
この頃には太陽もすっかり高い位置に昇り、
気温も徐々に上がり始めていました。
距離も気付けばすでにフルマラソン?
どうりで足にダメージを感じるものです。
でもまだまだ半分も超えていません。
ウルトラはここからです。
スタート会場を超え、次は河口湖方面に向かいます。
40km~50kmくらいの区間でしょうか、
この区間は街中を走るので、信号も多く止まります。
信号まちの間に他のランナーさんたちと談笑するのが楽しかった。
この時はまだみんな元気でした笑
そんなこんなで中間地点となる50kmを4時間半で通過!
こまでの平均ペースは5分00秒/km~5分30秒/km
初のウルトラにしては少しオーバーペースな気もしますが、
昼にかけて徐々に暑くなるため、
涼しい時間になるべく距離を進めたいという思惑もありました。

ウルトラマラソンの洗礼、暑さと坂に苦しめられた中盤
河口湖についてからは、連続して連なる湖をぐるっと回ります。
河口湖、西湖、精進湖と進みます。
河口湖から西湖へは標高がぐんと上がるので、ここが最初の壁でした。
55km~60kmあたりの区間でしょうか。
箱根駅伝のコースかと思うような急激な上りが続き、
体力、メンタル共に削られました。
先はまだまだ長い。
西湖を超えたところで、さらにここから精進湖を目指すのですが
この間は山間部のような地形で、道路ももちろん起伏が多くなります。
60km~70kmの区間、レースを通してこの区間が最もしんどかったです。
まだ30km以上あるという先の見えなさ。
どんどんと上がる気温。
そんな中、さらに奥へ奥へと進むのです。
精進湖に着いた時には、すでに歩きたい気持ちでした。
エイドステーションでしっかり栄養補給

最高のエイドステーションでのおもてなし
そういえばエイドステーションについて全然述べてませんでしたね。
富士五湖ウルトラマラソンの素晴らしいところの一つが、
この充実したエイドステーションだと思います。
凡そ5kmごとに設置され、
その各地点で、
レモンやオレンジなどといった様々なフルーツや
あんぱん、おにぎり、カステラなどといった食べ物でカロリー摂取できます。
ジェルや行動食などを準備していたのですが、
正直不要なくらい、エイドステーションが充実しています。
満身創痍の後半戦、コース後半に待ち受けた最後の壁
話がそれました。70km地点に戻ります。
ここからは精進湖を折り返し、またゴール地点に向かって戻る形になります。
往路と同じ道で西湖まで戻り、西湖から河口湖にかけては往路と半対岸を走ります。
70km地点を超えてからは、体力は確かにきつかった。
それでも復路に入ったからかゴールに近づいた気がして少し楽になりました。
先のことをあまり考えず、まずは80kmまで頑張ろう、90kmまで頑張ろうと、
目の前に目標を置いて少しずつ、でも確実に歩みを進めました。
90kmを超えたところでは、既に身体は満身創痍
それでも、あと10kmを切ると、力がみなぎってきました。
最後の壁は95kmを超えたあたりから
約3kmにわたって続く上りです。
ここで、多くの人が苦しそうに登っていました。

かく言う私も、ほとんど歩いているようなペースまで落ちてしまいました。
それでも走り続けました。
このきつい状況での上りで走り続けることができたのは、
これまでの走り込みや、トレイルランの経験が活きたからかなと思います。
無事走り切り、スタート会場の富士北麓公園に戻ってきました。

フィニッシュです。
タイムは、9時間44分!
初ウルトラ100kmで、密かに狙っていたサブ10達成です!

おわりに
この記事では、初めてのウルトラマラソン挑戦レポをしました。
無事完走!そしてサブ10を達成したわけですが、
練習や装備などの準備が当然重要です。
それらを別の記事にしておりますので、参考にしていただけたら嬉しいです。




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